「クネル（Quenelle）」
リヨンの大衆食堂ブションの名物料理♪
クネルの生みの親はメール・リヨネーズ
(リヨンの母たち)と呼ばれた宮廷の
女性料理人たち。
18世紀、宮廷に仕えていた女性料理人たちが
上流階級特権の廃止により、
職を失うこととなり、
退職後「ブション」と言われる
郷土料理店を開きます。
そこでクネルの原型となる
料理が誕生しました。
リヨンの食を語るに欠かせない！
メール・リヨネーズたちの存在。
貴族たちが食べる肉や魚の
捨ててしまう部分を上手に
使って美味しく調理するのが
彼女たちの得意技！
レバーやモツを使用した
サラダリヨネーズやアンドゥイエットなども
メールリヨネーズたちのアイデアから誕生しました。
クネルは魚をすり潰して小麦や卵、
バターや生クリームを加えてペースト状にした
「フランス風はんぺん」
魚の旨みを残しながらも
スフレのような軽い食感で
ペロリとあっという間に
食べれてしまう一品✨
シェフのクネルは
オーブンで表面をカリッと！香ばしく♪
ぷっくり膨らませてふわふわ食感を大切に。
ビスクのソースを絡ませて
濃厚に仕上げました！
残ったソースはパンでさらって！
2度美味しいクネルに⭐︎
リヨンの小道にはまるで絵本のように
かわいい看板を出したブションがたくさん
軒を連ねています。
クネルはそんな雰囲気を思い浮かべられるような
郷土料理です♪
少し涼しくなってオーブン料理もまた
楽しみになってきました⭐︎
是非ローヌワインとお楽しみくださいませ。
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