ビストロミーとは、美食=ガストロミーとビストロを掛け合わせた造語。
星付きレストランで修業したシェフが高級フレンチのコース料理から外れ、カジュアルに腕をふるうスタイルです。
美食に鍛えられた舌を満たしながら、リーズナブルに、たっぷりと料理を楽しめることから、フランスで、ここ数年人気を博しています。
エガリテはそれに先駆けてビストロノミーを始めました。
素材を厳選し、手をかけた料理は滋味にあふれ、カウンターでもテーブルでも気のおけない仲間や家族が会話を弾ませます。
居心地のよい空間を私たちスタッフはもちろん、お客様があたたかくつくり上げてくださる、そんなビストロに育ってきました。
本場フランスでも、日本国内でも、名店で修業を重ね、現場を仕切ってきたシェフ田中が提供するのは、フランス家庭料理と郷土料理。
気軽に楽しんでいただくことを第一としながら、高級フレンチの技法でフォンドヴォーやブイヨンから仕込んでいる料理は、フランスをはじめグローバルに活躍する人々から、ときに「本場で食べるより、おいしい!」と評されます。
パティシエ麻綸も加わって、料理の楽しみに新たな色彩も生まれました。
店構えは、緑とオレンジの鮮やかな外装に至るまで、オーナー柴田が渡仏していた8年間、ほっと和める時間を過ごしたビストロを模しています。
天草から直送される魚介を使った今日の魚料理、色とりどりの野菜がみずみずしいバーニャカウダ、酪農ファームのポタージュ、鶏レバーとポーチドエッグにたっぷりの葉野菜のサラダリヨネーズ、etc.
豊かな土づくりから農家に学んだ柴田と、フレンチひと筋の田中シェフが舌を頼りに選んでいるのは、太陽と土のパワーをたっぷり取り込んだ伊豆の野菜や産地直送の魚、肉など、旬も盛りの滋養にあふれた品々です。
良い食材がおいしい料理の礎。おいしい料理は、身体にもいい。
家族のようなお客様に、身体にいい料理を食べていただきたい、そんな想いで日々を積み重ねています。
シェフの料理の一番のファン、実は私たちスタッフかもしれません。
仲間や家族と気取らずに集える店として近隣の方々にふだん使いしていただく一方で、食品業界のプロフェッショナルな方々がひとり静かにご利用くださることも増えています。
大手百貨店のフランス展出店や、全国に流通するケーキなどの監修商品、グルメ雑誌の取材等で訪れた方々が、その後も通ってくださっているのです。
家族・友人の誕生日や記念日はもとより、フランス各地の郷土料理とワインを旅するイベント、持ち寄りワインとシェフお任せ料理の会、信州をはじめとする日本各地の厳選食材を楽しむ会など、お客様によるお楽しみイベントも定着しています。